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Channel: 原発反対!!-原発が日常の幸せを壊す-
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原子力発電について④

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③の続きです。いろいろおかしいのは許してください

    原発を使用する以外の方法
 今まで原発に対する賛否について書いていきましたが、これからは、原発を使うという方法ではなく、近い将来においての他の代替手段について書いていきます。
 一つめは、メガソーラ(大規模な太陽光発電所)を世界中の砂漠に分けて配置し、超電導ケーブルで昼の世界から夜の世界へと電気を送るというものです。これは技術的には不可能ではないそうで、世界の砂漠の4%に太陽光電池を設置すれば世界中で必要な電力は十分賄えるそうです。
 もしこれが実現できれば、原子力はおろか、火力などの発電方式は不要になります。しかし、これは早くて2030年ごろには実現できるそうで、そう遠い未来の話ではなさそうです。
 2つ目はメタンハイドレートの活用する方法です。これは石油や石炭に比べ、燃焼時のCO2排出量がおよそ半分であるメタンハイドレートを燃料として原子力・石炭・石油を使う発電の代わりに使用するというものです。
 これは、技術的に採取の面で少し難しいようですが、2008年に石油天然ガス・金属鉱物資源機構は2018年ごろにメタンハイドレート事業を商業化すると発表していて、これもそこまで遠い未来の話ではないようです。
 とくに浜岡原発の場合、浜岡原発の周辺にメタンハイドレートが多く埋蔵されていることが分かっています。これによって東海地震による事故が危惧されている浜岡原発は安全な方向へ転換できるかもしれません。
 
 
     研究からわかったこと
 参考資料から、原発は万が一、大事故が起こると、首都圏などかなり遠くまで放射能が到達してきて、雨が降ることによってかなり高濃度の放射能に汚染されることが分かった。
 また、ECCSや非常用ディーゼル燃料もうまく作動しない可能性もあることが分かった。
 さらに、事故が起こった場合十分に補償されないかもしれないということがわかり、万が一放射能漏れが起こるとがんになったりすることがあるのは知っていたが、風評被害の強さや甲状腺がんが多くなるということは意外だった。 
 また、プルサーマルや地層処分についてはかなり大きな問題がありそうな気がしていましたが、原発自体の問題と比べると意外にそこまでは大きな問題ではないことがわかりました。
 それ以外に、すぐにというわけではないですが、近い将来に原発の代替手段を手に入れて、原発を止めることができるかもしれないということが分かりました。
 最後に、原発は大事故を起こす可能性はだいぶ低そうだったが、事故を起こした時の被害は甚大なものになってしまうということです。


      感想
 感想としては、原発で大事故が起こる可能性はかなり低いが、大事故が実際に起きた場合被害が甚大になるので僕は原発はあまり運転すべきではないと思います。しかし、電源三法交付金などで周辺地域の財政も潤っているので電力会社が原発のメリット・デメリットについてしっかり説明したうえで、周辺住民と原発反対派の人とよく話し合うべきだと思います。

参考文献
放射能で首都圏消滅 古長谷稔、食品と暮らしの安全基金/著 三五館/出版社2006.4出版
原発崩壊 有馬哲夫/著 2008.2出版 新潮社/出版社
「震度6強」が原発を襲った 朝日新聞取材班/著 朝日新聞社/出版社
浜岡原発の危険住民の訴え 伊藤実/著実践社/出版社 2006.1出版
巨大地震が原発を襲う 船瀬俊介/著 地湧社/出版社 2007.9出版
原発ゴミの危険なツケ 西尾漠/編 創史社/出版社 2003.06出版
日本の論点2010 文藝春秋/出版社
 
ストップ浜岡原発★東海地震から愛する人を守るのはあなたです/サイト名 浜岡原発、巨大地震対策虹のネットワーク/記述者
中部電力株式会社/サイト名 中部電力株式会社/記述者
東京電力ホームページ/サイト名 東京電力株式会社/記述者
NUMO-原子力環境整備機構/サイト名
原子力発電環境整備機構/記述者
原子力安全委員会/サイト名 原子力安全委員会/記述者

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